惑星が表す意味について。
次は火星についてです。
ジョーティシュでは太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星と、あとは、惑星ではありませんが太陽と月の軌道の交点(ラーフとケートゥ)の動きを見ます。
産まれた瞬間の惑星の配置から、自分にどのように影響があるかを観ます。
各惑星には象徴する意味があります。
一つずつ解説していきます。
火星∞∞牡羊座、蠍座を支配。
宝石∞∞血赤珊瑚
[火星に象徴されるもの]
戦士、司令官、集中力、スピード、ダンス、科学技術、勝負事、エネルギー、外科手術、攻撃性、刺激、切り開くこと
火星は戦いや怒りのエネルギーの象徴です。
熱さだったり、思考のキレにも関わりがあります。
また、国の中の役割でいうと、
軍隊の戦士です。
自分の感情の中の「怒り」を表すので、
生来的凶星として扱われます。
火星に吉の影響があると、指導力としてあらわれたり、集中力が高くなったりします。
また、火の性質を持つので「火器」を扱う人、
「武器」を扱う人などもあらわします。
また、医者の中でも外科医をピンポイントに指したりします。
武器では無いですが、メスを使いますもんね。
火星が良い状態ですと、
筋肉質で良い体格になり、
モデル体型というより、標準からアスリート系の体格になります。
また、体を動かす(=エネルギーを発散させる)ことが得意になります。
また、火星がどの部屋に在住するかで
他人への影響も変わってきます。
他人への影響とはエネルギーの循環の事で、
目に見えるものではありません。
インド哲学では、エネルギーは小さい方から
大きい方へと流れていくとされています。
エネルギーの大きい、小さいは火星がどの部屋に在住するかで決まります。
エネルギーが大きい方は
クージャドーシャ(マンガルドーシャ)といいまして、結婚する者同士が同じクージャドーシャでないと、結婚生活が困難だとされています。
怒りのエネルギーは強大でパワフルなので、
どのように付き合っていくかは
大事なポイントになります。
まさに火星は情熱の指揮官。
牡羊座はスタートダッシュが上手く、
蠍座の方は切り拓いた所を深掘りしていくのが
上手な印象です。
火星についてはこんな感じです。
Comments