惑星が表す意味について。
次は月についてです。
ジョーティシュでは太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星と、あとは、惑星ではありませんが太陽と月の軌道の交点(ラーフとケートゥ)の動きを見ます。
産まれた瞬間の惑星の配置から、自分にどのように影響があるかを観ます。
各惑星には象徴する意味があります。
一つずつ解説していきます。
月∞∞蟹座を支配。
宝石∞∞真珠
[月に象徴されるもの]
心(マナ)、母、妻、感情、柔らかさ、女性的な傾向、感受性、想像力、水、農業、楽しみ、気まぐれ、など。
月は地球を中心に回っている衛星です。
月は人の心に強く影響を与えています。
現実社会は心の現れでもあるので、
ジョーティシュでも月は詳細に分析します。
地球の現象として
潮の干満が月の満ち欠けと関係があったり、
犯罪が増えたり減ったりも関係があるとも言われていますね。(諸説ありですが)
また、家族という一単位の中では
母親(慈愛を与え、献身的な人)を表します。
※現在はいろいろな家族の形態があるので、
「母親的な役割」というニュアンスで
受け取って下さい。
他の方が母親的な役割を
引き受けていらっしゃる
ご家庭もありますね。
王国であればお妃様
自分であれば、「こころ」です。
また、満ち欠けして形が変わることから
「感情、水、感受性、想像力、柔軟」など。
また、水の性質を持つので「農業」
また、そこから「繁殖力、ハーブ、穀物」なども
表されます。
月が強い、ということは
心が強く、何かをやり遂げる事が
できやすくなります。
月が弱いと何か障害や困難を感じると
諦めてしまったり、
動けなくなったりしがちです。
どのようなダルマかにもよりますが、
生活していく上で精神的健康は
重要な要素となりますので、
月は強い状態である方が良いとされます。
ちなみに月は吉星です。
しかし、満ち欠けを常にしており、
強さはその時々によって変わります。
そして、他の惑星などからの影響も受けやすく、
少しの影響で変わります。
満月に近い、満ちていく月は吉、
新月に近い、欠けていく月は凶とされ
他の凶星からの影響があると凶星化します。
また、満月が一番強く、新月は一番弱い状態です。
月が強いと「わたし」が
しっかりと根ざしているので
思いを通しやすいし、
思いを通せる自分に疑いを持ちません。
月が弱いと「わたし」が薄く、
人から言われたことに影響を受けますし、
繊細に物事を捉えやすくなります。
どちらが良いかはさておいて、
「わたし」がしたい事を貫く時は
月が強い方が良いですが、
そのぶん揺れ幅も大きくなるので、
気分の浮き沈みも大きくなります。
月が弱いと
繊細な心情を理解できるので、
人に優しくなったり、
なにか衝突が起こると
すぐ折れてしまったりします。
バランスが難しい所ですよね。
また、月はこころを司っているので、
記憶力が良いという傾向も。
蟹座の方は
感受性が高く、母のように受け入れる懐がある人が多いように感じます。
月についての考え方としては
こんな感じです。
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